久しぶりの大会出場が充実した気持ちで終わったあとは、私の実家へ移動してお泊り。2泊してきました。
今年の正月は休みが短かったし『YAMADAこどもチャレンジ杯』に出場する日まで動けなかったので、春休みを利用してゆっくり祖父母と遊べる日を作りたかったのです。
inkoは将棋の本を1冊持ってきていて結構読みまくってました。
「せっかく骨休めできるようにしたんだから、短い休暇くらいリフレッシュすればいいのに」・・・とか言いたかったけど言えない雰囲気でした。
大会で満足できなかった部分に対する悔いもあるだろうし、結局将棋が好きで楽しいんですよね。
そんな中、「今日は勉強くさい事は言わずに、単なる親子コミュニケーションとして平手で指そうよ!」と私から誘ってみました。
盤面奥のほうで王様が困ってます。必至がかかっていて、こちらはinko玉に王手すらかかりません。
つ・・・強い。もう少しやれると思ったんだけど。
でリベンジマッチ。
天守閣美濃ってこんな感じだっけねー
なんて言いながら、いろいろ試してみるも惨敗。
普段は無言の対局だけど、今日はinkoの読みを聞いたり、感想戦をしたりして、inkoの成長ぶりに圧倒されました。
私には全く見えない筋がいくつも見えていたことにびっくりしたし、局面に合わせた目的意識もしっかりしているように感じました。
ここ最近は傍目で見た印象でinkoを勝手に評価していたけど、ちょっと反省です。
その後の対局中にinkoが”角を打って王手角成をかける”つもりで、歩の手筋を使い角打ちのスペースを空けようとしたところ、それを察知した私が”先受けが出来てinkoの飛車にも当てられる”場所に角を打った場面がありました。
その結果inkoが有効な指し手が無くなって困り、別の場所にある私の龍取りをかけようと曖昧な読みで角を打ったものの、そこには私の桂馬が利いていて打ったばかりの角をタダ取りできてしまったのです。
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