新年度になったら学校で再びチラシ配布すると聞いていたので、もしかしたら今まで以上の大混雑になるのではないかと心配しておりました。(実際にどうだったかは公民館に入っていないので見ていません・・・。)
まずは道場で受付してから公民館へ移動とのこと。
いつもは道場で見かけない子達が、親御さんに送られて続々やってきます。
皆さん普段から遠慮せず道場に来ていいんですよ?と思いつつ、inkoの受付へ。
ここに講師として毎回来て下さる本田小百合女流がお待ちで、支部会長の須藤様が話を振ってくださったおかげでinkoの練習や指導の方法について相談させて頂けました。
棋力や普段の練習の様子、連盟のスクールや今考えているオンライン教室の話。
本田女流ご自身もスクールの講師を多く経験されているので、inkoの目線で相談に乗ってくださいました。
↓以下は聞かせてくださった話と練習方法について。
「実は前日の倉敷藤花戦の対局に負けてしまって・・・」とスマホを見せてくださると、それは対局当日のうちに知人(師匠?)へ送ったメールでした。
棋譜を撮影した画像と共に、気になった部分の自身の考えを述べて意見を聞くという内容。貴重なものを見せてもらいました。
「プロだって自分の悪いところから目を背けないで、人に意見してもらって努力し続けてるんだよ」とinkoに伝えました。棋力の低い私ではなく本田女流からの直接のお言葉。まるで神の啓示のようなもので、結構効いたのではと思います。
そして本田女流からの練習法の提案。
戦型を決めて指していると、自分がいつも似たような局面で苦手だと思うところが出てくるはず。そういう局面を、棋譜ではなく図面で残しておいて、検討材料とする事。わからなければ、いつもお世話になってる身近な皆様や本田女流に聞いてくれれば、アドバイスも受けやすいだろうとの事。
一局分を棋譜として丸々残し、検討の際にイチから並べるよりも、局面図のほうがピンポイントで考えられるという事だと思います。
実際にinkoの81道場で保存した棋譜から解析をかけて、形勢が悪くなり始めた場所や大悪手を指した場所をいくつか保存してみました。(以下、一例として)
33手目 ▲2三飛成まで |
43手目 ▲6五同銀まで |
61手目 ▲2二馬まで |
ここには書いてないけど、ソフトの最善手と次善手・本譜での指し手と悪かった点などをメモしてあります。
何手目か書いてあるのは、序・中・終盤のどのあたりが苦手なのか見える化するため。
こうやって『飛成』とか『馬』とかが多く出てくるという事で、中盤に大駒を活用されたり成り込まれた時の、受けや切り返しが甘いという事が一目瞭然になります。
あと攻めに対して受けるべきか迷った挙句、手抜いてまで指すべきじゃない手を指したりも意外と多い。「今じゃなくていい手を指してしまう」のはかねてより指摘のあったところ。
頭では何となくわかっていたことを図面化・文章化することで、具体的に自覚でき改善点が浮き彫りになるのがこの練習法の良いところなのかもしれませんね。
この画像と解析結果をセットで集めていけば、自分の弱点に特化したオリジナルの『次の一手問題集』が出来上がりそうである。なんだか良さそうだぞ。
そんなわけで、仕事の通りすがりに千駄ヶ谷の将棋会館に寄って、これを買っちゃいました。
inkoはパソコンを自在に操ることもできないしスマホも持ってないので、アナログ化してあげたほうが使い勝手がいいのです。
これに書いて小さなノートに張り付けてやれば、学校にだって持って行けそう。
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頑張って練習して、本番を指してくるのは本人にしかできない事。
父としてはこういう部分が頑張りポイントなのです。
本田小百合女流や支部長の須藤さん、他にもたくさんのinkoを応援して下さる方に努力と結果で恩返しできるようにしたいと思ってます。
inkoの弱点を全部書き出して、全部克服してもらうつもりで頑張っちゃうぞー。
(但し眠くない時に限る)
将棋歴(8歳の誕生日から):0年8ヶ月
コスモス子供将棋道場:8級
春日部棋道舘道場:6級
81道場(オンライン):6~7級
大会参加回数:5回
大会通算実績(自由対局除く):10勝10敗
大会入賞歴:5位=1回
非常に参考になりますm(_ _)m
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