2019年4月29日月曜日

棋才 平成の歩・ありがとう平成!小学生将棋大会

いよいよ平成最後の参加大会である、「ありがとう平成小学生将棋大会」当日を迎えました。

棋才 平成の歩(あゆみ)という催しのサブイベントとして行われる大会で、事前に応募・当選していたもの。
千駄ヶ谷か新宿の各道場での認定級、または連盟へ申請して得た免状・認定状の級位によって4つのクラス(各32名ずつ)へ分かれての開催となります。昨年末頃に4級認定されたinkoはBクラス(4~8級)に出場となりました。


早起きしないと千駄ヶ谷に遅刻するからと伝えた時間より早く起きて、しっかりと準備を済ませていたinko。熱意が伝わってきます。

この日はツイッターで何度もつぶやいたように、対局以外にもお楽しみが盛りだくさんのイベントで、一番インパクトがあったのが開会式に駆けつけてくれるというゲスト棋士。

なんとあの藤井聡太七段!

参加者へのエールと対局開始の一声を発されている間、控え室に居た私が目に出来たのは、こんな光景でした。


写真奥の部屋が道場ですが、藤井七段の髪の毛の先っぽすら見えません。
このときの様子は後にネットニュースで見ることが出来ましたが、inkoがチラッと映ったのが嬉しかった(笑)。藤井七段の目の前がinkoの座席だったので、本人も相当嬉しかったようです。


他にも特別対局室の見学があり、サプライズで中村太地七段と一手ずつ指し合えるというおまけつき。
及川拓馬六段推しから心の揺れるほどの凛々しさを感じたようです。優しさと意志の強さを兼ね備えたオーラに、私もノックアウト寸前でした。


さてさて、大会の結果は予選を2連勝で通過後トーナメント初戦も白星、2戦目で敗退となりました。本戦終了者の勝ち抜き戦では2勝3敗として当日成績を5勝4敗で終えたという感じです。

4級として善戦したというのは間違いないけれど、本人は何ヶ月も昇級できずに悔しい思いをしていて、今回の結果も昇級規定に照らせば変わらないということで、何かが足りないということを痛感したと思います。何が足りないのかは本人にも私にも今はわからない状態。残念ではありますが、きっと彼女がこの先色々と感じて立ち向かってくれる事でしょう。

この数ヶ月の詰め将棋・逃れ将棋や終盤力に特化した取り組みは間違っていないどころか確実に彼女の力になっているのです。そこで鍛えた土台となる部分が、目に見えるほどの結果を生むというのは簡単な事じゃないと思います。この先は人に教わってパッと身につくような類のものよりも、言葉に換えられない実感のようなものを自分自身で手にしていかないといけない場面が増えるんだろうなと、畑違いながら多少は似たような世界に居た父は思うのです。

本人が悔しいと思っている以上、その気持ちのままに取り組める環境だけ用意してそっと見守っていれば大丈夫なのかなーと思いました。


将棋歴(8歳の誕生日から):1年8ヶ月
千駄ヶ谷・将棋会館道場:4級 (--/--)
石神井教室:7級(3/21)

将棋ウォーズ(10切れ):2級 (--/--)
81道場(オンライン):2級・R1404 (最高R1424)
将棋倶楽部24:12級・R369(最高R380)
大会入賞歴:
5位(2018年1月久喜市民 J級緑組)
3位(2018年12月とうきち杯D級)

2019年4月28日日曜日

久喜春期市民将棋大会 2019

平成31年。
新年の久喜市民将棋大会のあと、年度末のアマチュア女王戦で良い結果を残して高学年を迎える目標だったinkoは、あと一歩で入賞を逃して次の大会での挽回を図ってきました。

それが本日の久喜春季市民将棋大会と、明日の将棋会館での大会の2連戦。
彼女は今日の大会でジュニア級青組(4~6級)に出場して、最低入賞・できれば全勝と意気込んでいます。

それもそのはず、この大会で緑組から青組に上がって早一年以上。
確実に上達しているのに、大会で結果を出す事の難しさに毎回直面させられるので、そろそろ自分自身で満足行く成果を出して念願の楯と賞状を手にしたいと思うのは自然な事でしょう。

弟の手を取って会場入り。

朝はいつも学校へ登校する日と同じ時間に起きて、ネット対局などでウォームアップを済ませたinko。

毎回多くの参加者が当日受付する形式なので、開会までがどうしても間延びしてしまいます。この時間の使い方がinkoにとっては大事なところ。こういうのは子供それぞれの個性があって難しいですね。

参加者数の目安は、赤組で15~20名、青組が25名前後、緑組が35名前後というイメージ。今回もそのくらいだったようですね。

結果は ○●●○○ で3勝2敗。
初戦白星スタートしたくても出来ない事が多かったので、良い感じで始まったものの続けて2局負けてしまって目標達成ならず。

前日訪れた春日部棋道館道場でも全勝優勝の目標を宣言していただけに、なんとか翌日の将棋会館での大会でリベンジしたいところ。
帰宅して早速ネット対局や本読みに取り組むinkoは、平成最後の出場大会で何かを掴んでくれるでしょうか。期待したいところです。


将棋歴(8歳の誕生日から):1年8ヶ月
千駄ヶ谷・将棋会館道場:4級 (--/--)
石神井教室:7級(3/21)

将棋ウォーズ(10切れ):2級 (--/--)
81道場(オンライン):2級・R1416 (最高R1424)
将棋倶楽部24:12級・R369(最高R380)
大会入賞歴:
5位(2018年1月久喜市民 J級緑組)
3位(2018年12月とうきち杯D級)

2019年4月7日日曜日

久しぶりに春日部棋道舘へ。

アマチュア女王戦が終わった後、あと一歩で入賞を逃した事が相当悔しかったらしいinko。
大会後に彼女から私に「中盤に強くなりたいけど、どういう練習をすればいいと思う?」と聞いてきた事からも、中盤力強化の糸口がつかめずにいる様子。

あまり焦らなくても、もっと先を見据えて必要な事をじっくりコツコツ積み重ねていけば良い・・・と思うんだけど、やはり『入賞したい』と本人が思っているなら時々は実現出来ないと、気持ちが折れ兼ねないなぁなんて考えたりもします。

私には、これまで色々な方から助言を頂いたように「詰将棋」や「終盤力を伸ばす」事を地道に続けてもらうよう、伝える事しかできません。
それこそが後の中盤力強化の礎にもなるという教えなんだと受け止めています。

あとはinko自身が「中盤に強くなりたい」という意識を持つ事自体が大事と言うか、それで今は充分なのかなぁなんて思って見守ってます。

ブログで書ける文章には限界もあるし、よくわからない誤解をされるのは不本意なので、私の話はこのくらいで。

そんなこんなで、春休みを利用して妻がinkoを春日部棋道舘に連れていってくれました。


駒落ちも平手も、以前より指していて楽しかったみたいで、成長を実感して帰ってきました。
お陰でこの日以降も既に2回指しに行ってます。
感想戦に時間をかけてくれたりするし、ネット対局の比率が高くなりがちだったところへ良い変化となったんじゃないかと思います。

壁にぶち当たった時こそ、誰よりもinkoに寄り添って考える妻の行動が支えになったりするものですね。

ちょっとした情報も聞くことができたし、色々な経験から彼女が成長していってくれれば、将棋にもフィードバックされるだろうと思っています。

今日から始まった新しい将棋フォーカスの、菅井先生の振り飛車講座を前々から楽しみにしていたし、新しい年度を一旦リフレッシュした気持ちでスタートできたみたいです。
今後も親として楽しみで仕方ありません。

将棋歴(8歳の誕生日から):1年7ヶ月
千駄ヶ谷・将棋会館道場:4級 (--/--)
石神井教室:7級(3/21)

将棋ウォーズ(10切れ):2級 (--/--)
81道場(オンライン):2級 (3/27)
将棋倶楽部24:R303(4/7・最高R341)
大会入賞歴:
5位(2018年1月久喜市民 J級緑組)
3位(2018年12月とうきち杯D級)