2018年7月28日土曜日

指導棋士N先生との出会い

木曜日のお話。
ツイッターを通じて一度メッセージを貰ったことがある、とある指導棋士のN先生から連絡を頂きました。

私の仕事が運転とか客先でのやり取りなので、スマホを見て気がついたのは何時間もたった後でしたが。
スミマセン!

その指導棋士のN先生の出身が今の久喜市で、inkoの事をブログで知って気にかけて下さっていたのです。
元奨励会三段、現在もプロ棋士の先生と都内の将棋教室で子供に指導されている方。
多忙の中、練習方法などについてアドバイスを頂けるとN先生の方から申し出て下さったのです。

夕方にお会い出来ればよかったんだけどinkoが都合悪くて、私の仕事が終わって地元久喜へ戻ってから駅周辺でお会いしました。まだ寝る時間の少し前だったのでinkoも同席です。

ファミレスへ入って注文を済ませ、ご挨拶の後におもむろに始まったのが・・・


バッグからするすると取り出したのは、ソフト盤と彫駒の入った駒袋。
『とりあえずビール』とか『とりあえず枝豆』とかは良く聞くけど、『とりあえず一局』というのが流行したら少し怖い気がします。



当たり前のことなので素人が言うのも失礼かもしれないけど、あんなに手も足も出ない負け方を見るのは久しぶり。
二人の将棋を横から見て、N先生の手に『ウンウンなるほど』と頷いているうちに終局しました。

が、先生の強さではなく指導力に感服したのはここから。
手を戻して別の指し手からの変化を子供目線でアドバイスして下さり、ちゃんと終盤にかけて良い将棋へ持っていくことが出来るのを見せてくれました。
100点満点の定跡にこだわる必要はなくて、様々な可能性からどう考えて一手を選ぶかが大事なんですね。

ダメ出しして委縮させちゃうケースと全く逆で、子供が自信を持てるような教え方は、さすがに経験豊富な指導棋士の先生といった感じです。何かを伝えたいという時の真剣な眼差しには熱意がこもっていました。

父である私にも日常の練習方法についてアドバイスをくださって、小一時間だけど中身の詰まった一局はinkoにとっても印象深かったようです。

同じ地元から将棋界で活躍できる子が出ればいいなという思いで、今後もこういう指導の機会を持っていただけるとの事、本当に嬉しいです。
inkoがしっかり頑張る姿を見せることで恩返しをしつつ、託してくれた思いを絶対形にしてほしいと父は思います。

先生この日は有難うございました。頂いた詰め将棋の本は夏の課題になってます。
まずは1問10秒あたりを目安に目標を立てて、しっかり考えることを大事にしてもらいます。
早い段階で3手詰めまで反射的にできるようになると良いなーと思いつつ進めていきたいと思ってます。


将棋歴(8歳の誕生日から):0年11ヶ月
千駄ヶ谷・将棋会館道場:8級 (6/3)
コスモス子供将棋道場:8級 (2/11)
将棋ウォーズ(10切れ):5級 (7/17)
81道場(オンライン):6~7級 (5/22)
大会参加回数:8回
大会通算実績(自由対局除く):20勝16敗
大会入賞歴:5位=1回

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