2018年5月6日日曜日

大会を終えて。久々の道場。

大会が終わって翌日はノンビリ過ごし、身体も心もリフレッシュ。
しかし気が抜けすぎたのか、前日の灼けるような悔しさまで何処かにいってしまったようなinkoの様子に、いろいろと揉めまくった一日でした。やれやれ。

5日のこどもの日にはコスモス子供将棋道場に連れて行ったのですが、初めて道場にいらしたという女の子が、大会で同じC2クラスに出場していた子で嬉しくなってしまいました。

あの日優勝した子のひとりは月イチのスクールに来ていたことがある子だったし、今日はN兄弟とも道場で久しぶりに会ったし、このコスモス子供将棋道場が久喜市や周辺の将棋好き学生の一大勢力(?)になったらと思うとワクワクします。

連盟発行の入門者向け小冊子や公式ドリルなども新たに揃え、支部の皆さんも将棋指導員の資格を取得されて、来場者のレベルに合わせて対応できる体制を着々と作り上げてくださってます。
小学生だけじゃなく中高生も大歓迎です。しかも無料。

もし1年前にこの道場があったらinkoの上達も早くて確実だっただろうなぁと思います。
まだまだ人が少ないので、どんな棋力の方でも遠慮せず来場してください。inkoと一緒に切磋琢磨してもらえれば本当に嬉しいです。


さて今回は2時間強滞在した後にコスモス道場を出て、inkoに新しい本を買ってあげました。


昨年度末あたりに話題になった『極限早繰り銀』。(と将棋世界。)
とはいえ、別にこの戦法を今の四間飛車の代わりにメインにしろというわけではありません。

彼女の将棋に足りない部分・・・足したほうがいい部分って言ったほうが近いかな。
大会でinkoが実感した事や、見ていて思ったことを考え合わせると、どんな状況でもノーマル四間飛車しか指せない現状に変化を与えても良いんじゃないかなと思ったのです。






初の大会参加であるテーブルマークこども大会2017から、もうすぐ半年になります。
将棋をゼロから始めて3ヶ月での出場だったので、慌てて覚えた付け焼刃の右四間飛車で臨んだのでした。
(・・・まだ半年なのかとビックリ。濃密な最初の3ヶ月+半年だったなぁ。)

そのあと自分の得意戦法を一つ持とうと考えた時に、一度は振り飛車もやってみようとオーソドックスな四間飛車を選んだまま今に至っています。
これでそれなりの結果を出してるから、変にいじくりまわす必要もないのですが。

今回の大会で色々な個性を持った小学生のなかに混じった時、inkoが秀でている分野は何か?と考えさせられて、
・例えば読んだ本の一言一句を割りと正確に覚えていること(そもそも長時間の読書などが苦にならず、むしろ大好きである事も素質じゃないかなと。)
・幅広い知識を上手く記憶の引き出しに整頓しておけること
などは強みとして勝負に活かせる気がしたんですよね。

応用力とか機転を利かすよりも、知識を正しく選択して行使することの方が得意ならば、どちらかというと居飛車向きな気もするのです。
だから、あえて居飛車らしすぎる攻めの戦法をひとつ覚えてみて、そういう指し方が肌に合うかどうか、気に入るかどうか、ちょっと試してみたいと思います。

先手後手や相手の戦形とのマッチングなどで選択肢が広がるならそれも良い事だし、四間飛車を指す中でも攻めの手筋として活きてくるかもしれないし、楽しすぎて居飛車党に鞍替えするなんて事になったら改めて普通に急戦とか持久戦の定跡を覚えていっても良いと考えています。

本人が楽しく、自分の性格や気持ちにフィットしてる感覚がないと、この先ずっと練習を積み重ねていくことが苦しいだけのものになってしまうと思うので、柔軟に色々試してみたいと思っています。


将棋歴(8歳の誕生日から):0年8ヶ月
コスモス子供将棋道場:8級
春日部棋道舘道場:6級
新宿将棋センター:3級
81道場(オンライン):6~7級
大会参加回数:6回
大会通算実績(自由対局除く):13勝12敗
大会入賞歴:5位=1回

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