四月の大会が二週間後に迫り、inkoは土日連チャンでコスモス子供将棋道場に行ってきました。春日部将棋道場へ行く選択肢もあったけれど、子供同士で指した方が実戦での対局に近い練習ができるとの彼女からの要望でした。
日曜日、オープン時間直前の道場に到着すると、支部長が壁に何やらリストを貼り出しています。それは月イチの子供スクール参加者の出席回数と級位、それにスクールでの全対局で一定以上の勝率がある子供の色分け表示などが記載されていました。
これは上を目指す子にとって良い刺激になりそう。inkoは6割ちょっとの勝率だったので褒めてあげたいけど、気が緩んでるとか集中できてない時に負けた対局が響いているんじゃない?とも問いたいところ。
(画像は本文とは関係ありません。ただの景気づけにinkoが勝った将棋の投了局面です。)
体調が悪かったときは仕方ないけど、時々必死さが見えない時があって気になってます。
まぁ何かしらの戦法を試したりしているのであれば、簡単に詰まされることもあるだろうけどね。
手合いカードに×が一つ付く事の重みを、このリストを見ることで感じてくれればと思います。千駄ヶ谷とか新宿の道場に行けば、『負け』一つがどれだけ影響するか実感できるんだろうけどなぁ。
言いたいのは、”負けるな”ではなくて、”負けない為に必死になれ”という事なのです。
結局、土日のコスモス子供将棋道場では大会に向けた本気の練習姿は見られず。
楽しんで将棋を指すこと自体は悪くないんだけどね。
何か一つでも次につながる反省点を見つけようとする貪欲さは見えないまま。
inkoには、まずは自分が到達点ではなく通過点にいる事を心に刻んで、常に過去より未来を見据えた挑戦者でいて欲しいのです。そうでないなら私の出る幕はないんですよね。
帰宅後にそんな話をしている時に、本人の口から「なれるかわからないけどinkoは女流棋士になりたい」というセリフが飛び出てきました。
前置きが余計だけど小2の彼女なりの精一杯で発言したのであれば、それは大事にしてあげたい。勢いで言っちゃっただけだとしても、全く心に無いワケではないでしょう。
うーん。それならやっぱり挑戦者でいてもらわないと困るんだな。
そのかわり父は目標を達成する道のりを提示して環境も作ってあげて、inkoの発言や意思を否定したり道を閉ざしたりしないように努力しよう。
私の頭の中では、どのくらいのペースでinkoが上達していけば夢を現実にできるか考え始めています。空回りで終わって他人から笑われても良いんです。娘のために出来ることをやりたい自分のためでもあるので。
頑張ってるinkoが大好きなので、叶えて欲しいなぁ。
将棋歴(8歳の誕生日から):0年7ヶ月
コスモス子供将棋道場:8級
春日部棋道舘道場:6級
81道場(オンライン):7級
大会参加回数:4回
大会通算実績(自由対局除く):7勝8敗
大会入賞歴:5位=1回
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