2018年1月2日火曜日

今年も宜しくお願いします。抱負など長々と。

新年明けましておめでとうございます。

我が家は子供たちが体調を崩して迎える新年となりました。
特に下の子が熱を出してしまって、明日に迫ったYAMADAこどもチャレンジ杯は家族全員で行くのが難しそう。
妻の協力を得て、大会も帰省も、予定変更しないで済むよう頑張らなきゃ。

inkoを連れて、本日は春日部将棋道場にお邪魔するつもりでいたけど、そんな理由で引き続き家に篭って練習する予定。
とにかく人と対戦させたいのに、もはや私では役者が不足している。
私も少しくらい勉強して、今年一年間はinkoの相手が出来るようにしたいものだが、子供の成長スピードについていける自信はない。

とはいえ、inkoの棋力がそれほどの物かというと、私の目から見ても、先日の新宿将棋センターの結果からしても、”一般的な2年生よりは将棋の強い子だねー”という程度だと思う。発想や着眼の基礎力はあるのに圧倒的に経験値が不足してるせいだと思うので、責任は私にもある。

年齢と級位の関係には基準があるわけではないから、あくまで誰かと比較した時に強いかどうか、という事でしかない。
そんな比較の世界、勝負の世界の中にいれば、彼女自身の思いや、親の思い、他にもいろいろな気持ちの渦に巻き込まれていくと思うので、この年始というタイミングもあり、先々の為に親としての気持ちの置き所を整理しておきたい。



inkoに対しては将棋で勝つことの前に、第一に大きな声で挨拶できる事とかを重視している。
第二に、他人と比べるよりも自分自身に恥ずかしくない努力をして、後悔ではなく反省をしなさいと言って聞かせている。

新宿将棋センターでも、対局に勝った相手の子が手合いカードを受付に持って行く間、泣きそうな気持ちを抑えて、使った駒を初形に戻してから席を立つことが当たり前に出来ていた。
私はそう教えた記憶は無いし周囲の大人たちも殆どやっていないのに、そういうところを手抜きたいという発想が彼女には無い。
inkoを誇らしく思う一番の瞬間である。

とはいえ勝負であるからには、自分で決めた目標や目の前にある困難に対して、がむしゃらに取り組む姿勢を身につけて欲しいのだ。
悔し泣きする権利を持っているのは、全力の努力をした人だけだよと諫める事が多い。

子供に将棋をさせる親として、この二つの方針はブレずに持っていようと思います。
賞金稼ぎに勝ちに行かせてるわけじゃないので、教育の一環として、少なくとも今の段階では強い子に大会で負けることはウェルカムなのです。

壁にぶち当たってもそれをバネに出来るようになったら、どん底の思いをするところから成長が始まると思うので、その時には入賞や優勝といった目に見える形にこだわっていきたいと思ってます。

努力した自分に自信を持つ事、ネガティブな後悔で自分を卑下しても何も生まれない事、そして正しいと思った行動を堂々と行う事を、inkoに伝えていこうと思います。
いちいち長くてクドいブログではありますが、この一年もinkoの行方を見守る場所にしていきますので、宜しくお願い致します。

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