2017年12月28日木曜日

指し手の意味を理解していこう

昨日は第43期 棋王戦挑戦者決定二番勝負の第二局が行われましたね。
永瀬拓矢七段と黒沢怜生五段の勝者が棋王タイトル戦に進み、渡辺棋王との五番勝負に挑む。

この対局で黒沢五段が勝利すると、六段昇段と初のC級2組からの棋王タイトル挑戦という記録が付いてくるとのこと。
更に、なんと黒沢五段は春日部将棋道場に通っていた時期があるらしい!

そんなわけで、帰宅途中に中継サイトを見ながら黒沢五段を応援していたのですが・・・。


104手 △4七金まで。永瀬七段の勝ち
タイトル挑戦権まで指先がかかるところまで掴みかけたのに、その心境はとても推し量ることの出来ないものですが、この先も応援していこうと思います。

今回採用されたのは5筋位取り中飛車。
中飛車といえば、ちょうど一週間後に迫ったinko出場のYAMADAこどもチャレンジ杯に向けて、対策を考えなくてはいけない。

対策とはいっても今現在のinkoには、相手の指し手を見ながら、覚えた定跡から自在に手順をアレンジするほどの応用力は無いだろうな。
ただ、手順の意味を説明し実際に盤面で動かす経験があれば、それを自分のものにするのは私が思っている以上に早い。

完全に『観る将』となっている私の素人考えだけど、単純に飛車先を受け忘れるか、受けたと思った手が上手くヒモをつけられていないくて、突破されてから思考がフリーズしているように見える。
対居飛車で8筋を守ることはできるのだから、相手の飛車先を受けるのはどの筋でも一緒なのはわかるはず。
自分が振り飛車+美濃囲いでいくなら、5二飛とか5五歩を見た段階で5八金左を優先させるのは覚えてくれるだろう。

その後の展開を考えると、四間飛車より三間飛車にして6八から5筋を睨みつつ銀を活用していくのも良さそうに思える。四間飛車にトライし始めてから、左銀と桂馬を上手に攻めに活かせないと言っていたので、中飛車対策というよりは自分の基本的なスタイルを定着させるのが先かな。

明日が仕事納めなので、一緒に考えたり対局する時間を出来るだけ作りたいなぁ。
経験値は一気には貯まらないので、コツコツと、そして機会を多めにね。

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